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人間とAIによるデザインの共同作業

Letter from London - Latest News of RCA


AIとロボティクスは、人々の働き方を大きく変えると言われています。同時に、倫理的・社会経済的問題も提起し、仕事の意味そのものの意味を問いかけています。では、デザインへはどのような影響があるでしょうか?

コンピューターサイエンスとデザイン両方のバックグラウンドを持ち合わせる、RCAのヴァリ・ラリオッティ博士は、RethinkAI™という方法論を提案しています。これは、人間とAIがデザインの領域で共同作業をする際の、新しいデザインの方法論を探るものです。昨年10月にも同氏はワークショップを東京で開催しましたが、この秋はDLXに滞在し、東京大学の研究者たちとRethinkAI™を使用して、研究を進める予定です。

西洋と日本とでは、人間とAIの関わり方も少し違うと考えられています。日本では人々とAIが共に働き、なめらかに人とAIの能力をつなぎ合わせ、活用しているように見受けられます。しかし、西洋ではモノと機械、そして人々とは分断されている、という考えがベースにあります。

RethinkAI™は、組織論、チーム心理学、そしてイノベーション・デザインから生まれた参加型のデザイン手法であり、カードゲームとデジタルアプリのかたちをとった「人間の強み」の小さな辞典でもあります。このデザイン方法論は、人間とAIとが共にデザインをし、人間中心世界からポストヒューマン時代、そして人間を超える時代へ、デザインパラダイムを進化させます。AIを含む新技術がさまざまな社会生活に取り入れられ、イノベーションを生み出すと言われている「ソサエティ5.0」と、ポストヒューマニズムもまた同様に、新たなデザイン領域を切り開きつつあります。

AIと人間が共にデザインをするなんて、まるで遠い未来の話でしょうか。しかし、その片鱗はすでにあちこちに現れ始めています。この新しい方法論は、人とAIがよりよいデザインのパートナーになるためのガイドラインとも呼べるかもしれません。






*ヴァリ・ラリオッティ氏は東京滞在中、マイルス・ペニントン教授とワークショップを開催予定で、現在、参加者を募集しています。また、日本とイギリスの両国で展示するコンセプト実証用のロボット開発のためのスポンサーも募っております。


詳細は、 vali.lalioti@network.rca.ac.uk までご連絡ください。もし RethinkAI™を体験されたい場合は、こちらのサイト www.theinnovationconsultancy.com/rethinkai であなたの強みに最適なAIをデザインするアプリケーションを試すことができます。

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